2009年8月3日
この日、ある1匹のワンコに出会いました。
彼は、見たことないほどに痩せていました。
素手で捕まるほどの懐っこさはなく、
すぐに保護できる子ではありませんでした。
地元で活動されているSさんに相談している間に、
地元の住人が通報したのか、保健所の職員に捕まってしまいました。
一度保健所に入ってしまうと、3日間の拘留期間があるため、
すぐに引き取ることはできません。
保健所の職員に言われた言葉は、
「本当にひどい状態ですが、本当に良いですか?」
迷う必要があるでしょうか?
Sさんのお陰で、引き取りも簡単に出来ました。
保健所で引き取った時の写真
活動している人でさえ、皮膚病のせいか、老犬に見えましたが、
まだ乳歯が残っていて、8か月くらいだそうです。
皮膚病がひどく、治療には半年はかかるそうです。
でも、きっと、彼は治療を頑張ってくれるでしょう。
病院での写真
(拡大してみた患部)
とっても痒かったよね?
お腹すいていたよね?
ごめんね。
無責任な人間のせいで…
保健所から出られるかどうかは、
ほとんどが保健所の職員の手に委ねられています。
年だから…
皮膚病だから…
懐かないから…
噛みつくから…
沢山の理由を付けられ、命が消えていきます。
年だから、生きてはいけないのですか?
皮膚病だから、生きてはいけないのですか?
懐かないから、生きてはいけないのですか?
噛みつくから、生きてはいけないのですか?
人間でも、社会に適していない人はいます。
だからと言って、殺されることはありません。
人間と犬猫、その他の動物との間に、命の差はありますか?
どうか、気付いてほしいです。。。。
どんな理由であっても、無くなって良い命などありません。
今回、このワンコに命があるのは奇跡だと思います。
野良のままでいたら、餓死していたでしょう。
保健所に捕獲されたと気づかなければ、
もうこの世に命はなかったでしょう。
でも、彼は生きています。
どうか、治療を頑張って欲しい!
生きたくても、生きられない命が、1年に何十万頭もいるのだから。。。
2009年9月時点でのマロン君です。
2009年11月
マロン君に新しい里親さんが見つかりました!!
まだまだ人が苦手ですがそれでも、
「こんなに可愛い子をありがとうございました」というお言葉を頂きました。
新しい里親さん宅に来ていた外にゃんこも、認めてくれたようです。
新しい名前は「マクマク」です(*^_^*)
辛い時もあったけど、もうそんな思い出なんか忘れようね!
Copyright (C) 2009 あにまるあいず , All rights reserved.
|