あにまるあいずは、愛知県豊橋市を拠点に「殺処分ゼロ!捨て動物ゼロ!」を目指して、「動物の命を救う」活動をしています。
活動を始めた2008年頃は現在とは違い、まだ動物愛護の概念は世間に浸透していませんでした。動物たちを取り巻く環境は悲惨を極め、あまりの問題の大きさに当時の私たちは「目の前の命を救う」ことだけで精一杯でした。あれから10年以上の時間が流れ、人々が動物愛護に関心を持つようになり、活動を知る人だけでなく活動を応援する人も多くなってきました。
動物愛護法もゆっくりながらも改正され、飼い主だけでなく、販売する者、管理する者にも細かな制限が加えられました。動物たちの「ただ生きる権利」だけではなく、「幸せに生きる権利(福祉)」を守ろうとする考え方が広まったことは、大変幸せなことだと思います。

ただその一方で、まだ年間3万頭以上の犬猫が行政の施設で殺処分されています。
令和1年度の犬猫の殺処分数32,743頭:環境省データ)
私たちが手を差しのべなければ助からない命がまだまだあります。目の前の命に向き合い、今後も繋いでいくため、令和251日に「一般社団法人あにまるあいず」を立ち上げました。
個人ではなく法人として、動物たちのためにできる活動を模索しながら、「殺処分ゼロ!捨て動物ゼロ!」を目指してこれまで以上に精一杯尽力してまいります。
 
   
「あにまるあいず」の意味は、「あにまる」は「動物」です。
「あいず」は「eyes」です。
動物の目は引き込まれそうになるほど不思議で、様々な色があり、その子の感情が現れています。
eyes」だけでなく、動物の発している「合図」の意味もあります。
 
   
   
TNR・地域猫活動

行政からの引取

負傷動物の保護

保護犬猫の里親探し

動物愛護の啓蒙活動など

 
   
   
当団体は個人の方からの犬猫の引き取りは行っていません。
一般の方から引き受けることで、他で救える命が減ってしまうからです。
保護した犬猫はシェルターではなくスタッフ個人の家庭の一室で世話をしています。
常に限界の数を超え、自身の親兄弟の家に預けなければならないほどひっ迫しています。

育て方や里親探し等の相談には協力させていただきます。

令和1年度の犬猫殺処分32,743頭のうち、重大な病気・凶暴性等で譲渡の対象にならなかった犬猫は13,624頭、処分前に施設で死亡した犬猫は6,700頭、残りの12,419頭は譲渡可能であったにも関わらず、里親が決まらなかったり、施設の収容数の限界を超えてしまったという理由で殺処分されました。
私たちは可能な限り、この子たちに生きるチャンスを与えるために活動しています。
保護した方がご自身で里親探しをすれば、私たちが同じ数だけの命を助けられることになります。
里親探しは大変ですが、どうか信頼できる里親を探し、ご自分の手でお譲りいただくようお願いいたします。


   
   
このたびホームページを変更いたしました。
スマートホンが普及し、多くの人が瞬時に指先でどんな情報も得られるようになりました。
たくさんのページを省略し、小さい画面でも見やすいように簡素化しました。
情報が古かったり、常識が変わっていたり、リンクが切れていたりと、今までのホームページを見返していたら、時間の流れを肌で感じました。
しかし、どれだけ時間が経っても、私たちが活動をする理由は変わりません。
殺処分を待つ犬猫たちは、元を正せば無責任な人間のせいでそこにいます。
「人間が犯した罪を、人間が償わなければいけない」

「殺処分ゼロ!捨て動物ゼロ!」が当たり前となる世の中が来ることを願って

(令和31)
 

 
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